イサオスタジオの知名です。
弊社のサービスメニューのひとつ「オンライン会議配信(音響・映像)サポート」についてご紹介します。
《事例案件:国際会議》
テーブルレイアウトはロの字型(審議会・分科会など出席者が顔を向き合わせて、長時間行われるときに多いスタイルです)
仕様としては、
- 同時通訳ありの国際会議
- Zoomミーティングで各国拠点を結ぶ
- オンラインの出席者の映像と音声を会場に流す
- 発言者の顔のアップと、音声をクリアに配信する
といった内容。
リアル会場とオンライン出席者を結び、ストレスない映像と音声を届けるという任務になります。
マイクは一人にひとつ
Zoomなどのオンライン会議ツールを使い、オンラインとリアル会場(会議室)を交えたハイブリッド会議を開催したとき難しいのが「音の取り回し」。
自宅からのリモートワークではそこまで難しくなかったオンライン会議も、同じ会場で複数人が参加するとなるとハードルが一気に上がります。
きれいで聞き取り易い音声を届けるために大切なことの一つとして、 「発言者一人に一本のマイクを用意すること」があげられます。
社内・部署内の小さな会議であれば、市販の会議用マイクをテーブルの中央に置いてもなんとか事を成すことができますが、参加人数が多く広いスペースで行う会議では一人一本の専用マイクの設置が必須となります。
弊社では数名~数十名規模であっても、きちんと人数分のマイクをご用意し、音響専門のオペレーターが常時モニタリングし、聞き取りやすい音声をお届けしています。
会議用マイクが進行をスムーズに
マイクといっても様々な種類があります。会議にはもちろん会議用のマイクが最適です。弊社では標準でグースネック型という細長のマイクをご用意。着座したときにマイクヘッドがちょうど口元に近いところに位置するようになり、発言者が自然な姿勢でクリアに声を拾うことができます。また、細身のマイクなので発言者が資料を見たりするとき、視界の邪魔になりにくいというメリットもあります。
会議用マイクの特徴
トークスイッチ
通常のボーカルマイクでは、手に持ったときスイッチが押しやすい位置についていますが、会議用のマイクは台座の上にプッシュ式のボタンがついています。マイクヘッドから離れているためスイッチを押したときのノイズが少なく、軽く押すだけでON/OFFできるので、長時間の会議でも発言者の操作・負担が軽減されます。
LEDリング(タリーランプ)
発言者がトークスイッチをオンにすると、マイクヘッドにある赤いリング上のLEDランプが点灯します。今、発言しているのは誰か。出席者同士でもすぐわかるので意外と重宝する機能です。私たちサポートスタッフも、発言者の確認や、トラブルがあった場合に原因のマイクがどれか突き止めるのが早くなるので助かっています。
シーンに応じたマイクの選択
会議の仕様によってマイクも様々なスタイルでご提案します。
例えばステージ上に立ってスクリーンを背にプレゼンするようなスタイルでは、ヘッドセット型のマイクを用意します。フリーハンドになるので、全身を使ってジェスチャーを交えたより効果的なプレゼンテーションが可能となります。ステージ上をスムーズに動けるようにワイヤレス送信機(ボディパック)を仕込みます。
というわけで今回は「会議音響のマイク」についてお話しました。 オンラインも交えたハイブリッド会議では「音声が届かないこと=会議の中断」を意味し致命的な問題となります。
失敗が許されない大切な会議では、音の取り回し&運用をプロに依頼されてはいかがでしょうか。 イサオスタジオではオンライン会議の音響・映像サポート業務を行っております。 お気軽にお問い合わせください。
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